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メモ帳

血液内科関連の論文について,主にアブストラクトの日本語訳を載せています.基本は自分用メモですので,ご利用の際はその点ご了承ください.

DLBCLの治療において、interim 18F-FDG PETの結果は独立した予後予測因子である

interim PET PET びまん性大細胞型B細胞リンパ腫
Quantitative and qualitative analysis of metabolic response at interim positron emission tomography scan combined with International Prognostic Index is highly predictive of outcome in diffuse large B-cell lymphoma
(Leuk lymphoma 2014;55:773-780)

interim 18F-FDG PET (i-PET)が予後に与える影響について、DLBCL患者73例(年齢中央値60歳)を対象に検討した。i-PETはDeauvile score (DS)とΔSUVmaxを用いて解析した。観察期間中央値は2.4年だった。DSが1〜3の患者は4〜5の患者と比較して、EFS (79% vs 36%)、PFS (84% vs 47%)、OS (91% vs 51%)ともに有意に良好だった(p < 0.0001)。また、ΔSUVmax > 66%の患者も、≦ 66%の患者と比較してEFS (73% vs 42%)、PFS (78% vs 50%)、OS (88% vs 56%)ともに有意に良好だった(p = 0.023)。AA-IPIで良好群(0または1)に該当し、かつi-PETがDSまたはΔSUVmaxクライテリアで陰性だった患者(n = 33)は特に予後が良かった(EFS 85%、PFS 88%、OS 94%)。
i-PETはいずれのEFS、PFS、OSのいずれについても高精度かつ独立な予後予測因子であり、IPIを組み合わせることで陰性的中率の改善がみられた。