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メモ帳

血液内科関連の論文について,主にアブストラクトの日本語訳を載せています.基本は自分用メモですので,ご利用の際はその点ご了承ください.

自家移植適応のない未治療骨髄腫患者を対象としたCCyd療法の第2相試験

骨髄腫 carfilzomib

Carfilzomib, cyclophosphamide, and dexamethasone in patients with newly diagnosed multiple myeloma: a multicenter, phase 2 study.

(Blood 2014;124:63-69)

この多施設参加、オープンラベル第2相試験では、新たに診断された65歳以上または自家幹細胞移植の適応がない骨髄腫患者を対象として、新しいプロテアソーム阻害剤であるcarfilzomibとcyclophosphamide、dexamethasoneを併用したCCyd療法の安全性と有効性を調べた。

58例の患者がCCyd療法を28日サイクルで最大9サイクル受け、95%がpartial responseを、71%がvery good partial responseを、49%がnear complete remissionを、20%がstringent complete remissionを達成した。観察期間中央値は18ヶ月で、2年無増悪生存率と全生存率はそれぞれ76%と87%だった。grade 3から5の有害事象で最も高頻度だったのは好中球減少(20%)、貧血(11%)、心肺有害事象(7%)だった。末梢神経障害はgrade1か2のみだった(9%)。40%の患者が有害事象を理由に治療を中止し、21%が同様の理由でcarfilzomibの減量を必要とした。

まとめると、今回の結果で高い奏功率と良好な安全性プロファイルが示された。